Threads(スレッズ)で「ナンシーおじさん」に久しぶりに遭遇したことを書いたのですが、思いのほか、反響がありまして。
ナンシーおじさんに対する苦情、独自の対応方法みたいなアドバイス。たくさんいただけました。
そこで、ちょっと「ナンシーおじさん」について深掘りしていきます!
「ナンシーおじさん」の定義はまちまちですが、最もわかりやすく言うと「SAなどで休憩中に、バイクをネタに話しかけてくる知らないおじさん」でしょうか。
『このバイク、何㏄?』って話しかけてくるので、「ナンシーおじさん」と俗称で呼ばれています。
なぜ「おじさん」かといえば、女性から話しかけられることは、ほとんどないから!体感で9割9分、男性から話しかけられます。
他にも俗称として、『このバイク、いくら?』って聞く方も多いので「イクラちゃん」とも呼ばれているとか。
「ナンシーおじさん」の質問に答えた場合、大きくは以下の2パターンに分類されます。
●興味型
単に興味があって聞いただけ。大きいねー、バイク。などひとしきり話をしたら、終了。
すぐに解放してくれる、いいひと。
バイクに乗ったことないけど、ちょっと気になったくらいの地元のおじさんが多い。
●マウント型
俺も昔、バイク乗ってたんだよ。これより大きいやつ!とか、ハーレー乗ってたとか、「過去の話」をひたすら、こすってくるタイプ。
今乗ってないの、なんで?って聞くと、もごもご言い訳して去っていくので、お勧め。
このタイプは、いくら私でもあまり好感を持てない。
切りのよさそうなタイミングで、トイレ行くとか言って、会話を切り上げましょう。
けんか腰ではないですが、ちょっと話していると「ムッ」とする感じがあります。
速めに離れましょう。
で、あまりバイク界隈では好かれていない「ナンシーおじさん」ですが、私、そんなに嫌いじゃないんですよ。
ただのバイク好き、興味があるだけの「ナンシーおじさん」なら、別にそんなに嫌わなくても良いでしょう。
自分がもし、年取ってバイクを降りたら、道の駅やSAで停まっているかっこいいバイクを見ちゃうと気になって、話しかけたくなりますもん。
自分はマウント型になりそうだなぁって予感も、少しありますからね。話しかけて邪険にされると、ちょっと傷つくからね。
ナンシーおじさんも勇気を出して厳ついバイク乗りに話しかけてきてくれてるんだから、あまり邪険にしないで、少しの間、会話を楽しめばいいんじゃないかな。
多分、旅のいい思い出になると思うんですよ。
ただ…「ナンシーおじさん」に限らず、休憩中の女性ライダーに話しかけるのは、やめておいたほうがいい。はっきり言って、相手に迷惑だし、マナー違反ですからね。
バイク女子に話しかけてみたいけど、そこは抑えよう。
いいね、おじさんたち。(私も含めて、ね)。
そうそう、現役バイク乗りは「ナンシーおじさん」になりづらいです。
なぜなら、他のバイクの排気量、大体わかる&知ってるから。
現役のバイク乗りが他のバイク乗りに話しかけてるケースって、ちょっと「マウント取ろうとしている人」が多い気がする。
正直、「ナンシーおじさん」より、マウントしてくるバイク乗りのほうがイヤかもしれないですね。
休憩中の他人に、自分の都合で急に声をかけるのは、良い事じゃないですよ、きっと。